面白い海外ドラマ
メンタリスト パーソンオブインタレスト スコーピオン ウォーキングデッド

もう人気が爆発してる作品ばかりなので、今更感が強いんですが、面白いと思った海外ドラマを紹介します。

メンタリスト

主人公のジェーンはサイキックエンターテイナーとしてTVで活躍していた。
ひらたくいえば、霊媒師と言う触れ込みで、視聴者の心理や過去を言い当てる、というTVショーで荒稼ぎをしていた。
実は心理分析の達人で霊能力は無い。
演繹法という、しぐさや行動から心理や過去を分析し言い当てるという、シャーロック・ホームズで有名な手法の
達人である。
連続殺人犯である「レッド・ジョン」をTV番組の中でバカにしたため、彼を怒らせ、愛する妻と娘を殺されてしまう。
ジェーンはTVの出演を辞め、CBI(カリフォルニア州捜査局)のコンサルタントとなり、捜査に協力する。
警察に協力することで、ジェーンは警察からレッド・ジョンの情報を得るのである。

ジェーンのキャラクターがとてもいい。
凄惨な事件でも、ひょうひょうと立ち振る舞うジェーンの存在で、ちょっとコミカルな雰囲気になる。
でもそれは、ジェーンの本当の姿ではないのだろう。

時折見せる、無差別的な殺人犯への辛辣な態度がそれを物語っているように見える。

主演のサイモン・ベイカーは、このドラマでブレイク。
米TVガイド誌では、「もっともセクシーなTV俳優」にも選ばれた。

殺人を扱う事件が多いのは仕方がないが、刑事ドラマには珍しく銃撃戦などは比較的少ない。
そういうのが苦手な女性にも、観やすいドラマではないだろうか?
そしてジェーンのキャラクターが軽快でシニカルで、すごくいい。
サイモン・ベイカーが実に見事にキャラクターを作り上げており、ハマリ役と言える。
セクシーな外見も女性には楽しみになるのでは?

レッド・ジョンも時々影を見せて、謎についても放り出されておらず、シーズン6ではとうとう決着が?

dTVで動画を観るならこちら      Huluで動画を観るならこちら        WOWOWに加入するならこちら

パーソン オブ インタレスト 犯罪予知ユニット

よく言われていることだが、アメリカではあらゆるインフラの情報が監視されており、電話やメールはすべて
政府によって盗聴されているという。
そのシステムを担う「マシン」。
その開発者であるハロルド。
彼は、政府が入手した情報を活用するも、対象はテロ防止だけに限り、個人犯罪はすべて捨てていることに我慢ができなかった。
億万長者の彼は、個人でユニットを作り、政府が見捨てている個人犯罪の予知を犯罪防止に使おうとする。
元CIA捜査官のリースをスカウトし、二人で予知した事件を未然に防ごうと奔走する。

ハロルドにも辛い過去があり、リースにも辛い過去がある。
リースは、世捨て人のような生活をしていたが、ハロルドから与えられた仕事に再び人間にもどろうとする。

メンバーは徐々に増えていく。
警察官のファスコは、リースに弱みを握られて嫌々協力していたが、いつしか正義感に包まれていく。
ネタバレになるので名前は出さないが、当初は敵だった人物も・・・

マシンを狙う組織も現れ、次にはマシンにとって代わる存在も現れる。

本当にこんなふうに何から何まで盗聴されてたら怖いと思う。
電話の内容も、メールの内容も筒抜け状態。
ハッキングが簡単すぎるように見えるのが、ちょっと非現実的かなという印象。
スマホの盗聴も、いくらBluetoothとはいえ、ちょっと簡単すぎるだろう。
企業や政府のシステムへの侵入など、ものの数分でやっている。
これはこの番組に限ったことではないが、そんなにセキュリティってちょろいものなのか?(汗)

とにかくリース役のジム・カヴィーセルがカッコいい。
格闘シーンもこなし、クールで頼れる存在な感じ。
あと、ルート役のエイミー・アッカーが美人でファンです。

dTVで動画を観るならこちら       Huluで動画を観るならこちら        WOWOWに加入するならこちら

SCORPION スコーピオン

主人公 ウォルター・オブライエンはコンピュータの天才。
天才にありがちなのが、社会不適格なこと。
他人との付き合いが苦手で、会社勤めや社会生活ができないことがある。
ウォルターはそう人達を集め、天才ばかりの集団を作った。
4人で合計IQ700という驚異的な天才集団だ。
コンピュータの天才、ウォルター
数学の天才 シルヴェスター
機械の天才 ハッピー
心理学の天才 トビー

この4人に、レストランで働いていたシングルマザーのペイジが加わる。
何故彼女が加わったかと言うと、彼女の9歳になる息子ラルフが、やはり天才なのだ。
ペイジは、息子が社会に適合するために、またチーム スコーピオンのメンバーが苦手とする
社会との繋がりを維持するためにメンバーとなる。
ウォルターとなんとなく惹かれあっている部分もある。

国土安全保障省のケイブは、ウォルターが子供のころにおかしたハッキング事件の時からの知り合いで
スコーピオンに捜査依頼を持ってくる。

それぞれの専門知識を持った人たちが、専門分野の知識を駆使して協力し合うという設定は
非常に好き。
ただ、少々残念なのは、社会不適合者と言いながらも、みんなけっこう社会に適合してる。
とくに不適合は感じない。
初対面の人とは口をきけないとか、見られてると行動できないとか、極度のオタク的なものを
想像していたが、そこまでではない。
これなら普通に社会で生きていけるんじゃないの?
それと、天才集団のわりに最後はけっこう力技で解決するケースが多い。
天才集団は頭脳労働のみで力仕事はやらないというイメージだが全然そんなことはない。
発想は天才ならではだが、その内容はほとんどが肉体を駆使して実行する内容。
観てるうちに単なる肉体労働者に見えてくる。

この番組でも、セキュリティへの侵入があっという間にされる。
「ちょっと待ってて」という間にだ。
アメリカのサイバーセキュリティはあてにならんな、という印象を与えないか?(汗)

でも、ウォルターとペイジの関係。トビーとハッピーの関係、などが気になって
面白い。

dTVで動画を観るならこちら       Huluで動画を観るならこちら        WOWOWに加入するならこちら

ウォーキングデッド

言わずと知れた、人気ドラマだ。
個人的にゾンビ物が大好きなので見逃せなかった。

警察官のリックは、事件で銃弾を受け入院する。
命に別状はなかった。
だが目覚めると様子がおかしい。
自分が何日意識を失っていたかわからないが、ベッドわきの花瓶の花は枯れ、院内に人の気配がない。
外に出ると、病院の外は遺体の山山山だった。
軽快しながら街をゆくリックに前に現れたのは、どう見ても死体なのに動いている死体。
一体何が?

家族は無事なのか?
この先どうすればいいのか?

このドラマは、ただひたすらゾンビを殺しまくるだけではなく、ヒューマンドラマを中心に話が展開する。

リックの妻ローリー。リックが死んでしまったと思い込んだために、リックの親友と寝てしまった。
しかしリックと再会し、リックの元へと戻る。
だが、リックの親友シェーンはローリーが忘れられない。
親友と再会し、心強いリックだが、シェーンのほうは徐々に心がリックから離れていき、次第に二人は
意見の対立で言い争いが増えるようになる。

リックが来るまではグループのリーダー的存在だったシェーンだが、リックが来たことで
その立場を自然に奪われてしまったことも影響あるようだ。

他にも、同じ人間同士なのに略奪や暴行など、あるいはグループの対立など、人間の愚かさも浮き彫りになる。

なかなか飽きさせない展開が続く。

シーズンはとうとう8に突入。

dTVで動画を観るならこちら       Huluで動画を観るならこちら        WOWOWに加入するならこちら