連れて入ったはいいですが、なにをどうすりゃいいのか。
動物なんて金魚しか飼ったことがありません。
たしかに金魚は夜店の金魚すくいですくったのを4匹、4年ほど飼ってました。
でも金魚って基本放置で構いませんからね。
エサだって2~3日やらなくてもピンピンしてます。
しかし猫は、ましてや弱ってる子猫なんてそういうわけにはいきません。
とりあえず、ヨメさんに使わないタオルを持ってこさせ、子供には小皿に牛乳をいれるように
言いました。
タオルの上に座らせて、牛乳の入った小皿を目の前に起きますが、口をつけません。
犬や猫は牛乳を喜んで飲むものと思っていたわたしは、困ってしまいました。
猫に食べさせるようなものなんて思いつかないし・・・
まずは居場所を、と家にあったダンボール箱をいくつか解体し、そこに新聞紙を敷いたりタオルを
置いたりしました。
「あ、そうや。近所のスーパーにもしかしたらペット用品があるかも」
大手スーパーが近くにあるので、もしかしたら、という希望を見出し、
「ちょっと行ってくるわ」
と猫を子供とヨメさんとヨメさんのお姉さんに託し、スーパーへ行きました。
果たして・・・



 

行ってみますと、さすがは大手スーパー。
ちゃんとペットコーナーがあるんですね。
今まで考えたこともなかったんで、そんなコーナーがあることにも気が付かなかったんですけど。
弱ってるから食べやすいほうがいいだろう、とウェットフードを見ると、ちゃんと「仔猫用」と
いうのがあります。
これこれ。
これを3つくらい買っておこう。
何を買ったのか細かいことは忘れましたが、その時は餌と器(発泡スチロールのお椀)と
ペットシートを買ったかな?
いそいで帰宅し、ウェットフードを器にいれて差し出してみます。
大正解!
すごい勢いでバクバク食べてくれました。
ちょっと元気になったようです。
でも、やはり知らない人に囲まれて警戒は緩んでないようです。
箱の奥の方に入り込んでうずくまってしまいました。